甲武信岳  2008.9.23-24

山梨、埼玉、長野3県に跨る甲武信岳。富士川、荒川、信濃川と日本を代表する川の源となっている。
今回は信濃川の上流、千曲川を遡って甲武信岳に登り、十文字峠経由で下山の1泊2日の山行である。
渓谷と尾根に出てからの展望、
魅力あふれる山旅であった。

8:30 駐車場着 
歩き出しは9:00になってしまった。

水量豊富な千曲川上流を遡る。
幾つかの滝や淵を眺めながらで、退屈しない。

3時間ほどで、千曲川の源流にたどり着く。
何人もの日帰りの登山者に行き会った。早出で甲武信岳登山なら日帰りの行程か。
ここで昼食、

はやで

源流の碑から30分、尾根に出る。
後ろは甲武信岳山頂、指差す方向は富士山?

さらに30分で山頂、天気もよく、最高の気分だ。

山頂からの展望、金峰山の向こうは甲斐駒ガ岳

山頂から10分ほど下って甲武信小屋。
14:00着、夕食までは時間がある

空荷でとなりの木賊山に行く。山頂は展望はなく
訪れる登山者も少ないようだ。
途中、展望が開け、甲武信岳の山頂が望めた。
往復40分程度

夕食前に夕焼けの富士山を写しに行く

山小屋は我々と連泊して鶏冠山(スペシャリストの山)に行ってきたという男女3人、それに単独の初老の男性の6人、小屋の管理人が特別料理と焼酎のサービスをしてくれ盛り上がった。空いている時期も悪くない。

夜、星空がすばらしい、何年ぶりかで天の川を見る。時間を忘れ、風をひくところだった。(焼酎のおかげで助かった?)

翌朝、7:00出発、
朝日がまぶしいシラビソの樹林の歩きやすい道を軽やかに

、1時間ほどで三宝山、登山道から少し外れた岩場からの展望がすばらしい。

30分ほど下ると「尻岩」なる標識、
見るとなるほど名の通りの大岩。

尻岩から登ること20分、展望が開ける。澄みきった秋空、遠く北アルプス、浅間山がくっきりと見える。
大絶景だ。 ここは大山の標識。

東を見ると、秩父の山波の向こうに関東平野が望める。

下りるのは惜しい気がするが、そうもいかないので下りに向かう。

十文字峠までは急な下りが1時間。ちょっとキツイ。
十文字小屋着11:30 ここで昼食、あたたかいうどんをいただく。

後は鬱蒼とした森の中を下るだけ、
途中石像を見つけた

林道に着く。ここからは10分ほどで駐車場、
14:00に到着した。約7時間の行程。